11月 25, 2016

ポスターを広告として活用して良かったこと

ポスターを広告として活用して良かったこと

私は、小さな区で焼き菓子と雑貨を扱うお店を開いています。オープンして1~2年は客足もほとんどなく、イマイチ地域に浸透していませんでした。手書きのチラシを自宅でコピーし、近所に配ったりしていたのですが、それだけでは集客力もたかが知れています。ありがたいことに常連の方が周りに口コミしてくれているようなのですが、あまり客足は伸びません。大きな道路から少し入り組んだ小道にある店なので、分かりにくいというか目立たないのです。

そこで、家族で相談し、目立つポスターを作ったらどうかという提案が出ました。

正直、広告に掛けるお金があるなら生活費にまわしたいとも思っていたのですが、このままだと店が潰れかねません。現在、新しい焼き菓子を開発している最中で、うちの店と共にその新発売の焼き菓子を猛アピールしようと決めたのです。早速、地域の広告店と相談し、ポスター作りを開始しました。どういったコンセプトで、何を売り出したいのか、など、丁寧に打ち合わせを行い、広告店に通い詰めました。ようやく出来たのは、ウッド調のうちの店の雰囲気とよく合ったナチュラル系のポスター。

でもオシャレさもしっかりとあって、素晴らしいデザインでした。新発売の焼き菓子もしっかりと掲載し、地図も分かりやすく載せました。最寄りの駅の広告スペースに貼らせてもらい、さらに地域の掲示板やスーパーなどにもお願いして貼ってもらいました。ポスターを貼ってから少しずつ、客足が増えてきました。今まで1日に5人来れば良い方だったのですが、ポスター広告のおかげか、1日10人以上の方が焼き菓子を購入してくれるようになったのです。訪れてくれる方がどんどん増え、売上も徐々に右肩上がりに。奮発してポスターを作って良かったと思いました。ケチらずにプロに頼んだ方が、店の雰囲気も伝わりやすく、高級感も出ます。この状況に甘えず、現在は再び新しい焼き菓子を開発しようと奮闘中です。